グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム > 広報誌・イベント > 静岡市民「からだ」の学校 > 第5回 静岡市民「からだ」の学校

第5回 静岡市民「からだ」の学校


少子高齢化、激動の時代を生きる智恵を求めて

わたしたちは、本年4月1日をもって、地方独立行政法人 静岡市立静岡病院としてあらたな出発をします。
静岡市民「からだ」の学校は、健康や病気、医療などに関する話題を、静岡市民のみなさまとともに考え、学ぶ目的で、平成26年7月に開校しました。独法化にあたり、今後の激動する社会と医療の仕組みのあり方を、大きな視点でしっかりとみつめたいとの思いから、今回のテーマを企画しました。
この目的のために、特別講演にお招きしたのは、政策研究大学院大学教授(医療政策コース)島崎謙治先生です。先生は、人口動態・人口統計学にもとづく社会学的分析、国民保険制度、医療政策、地域政策など、多くの分野に精通され、かつそれらを融合して幅広く研究・提言をされている、この分野の第一人者です。
先生のお話を聞くことで、わたしたちが、まずは、この国の今後の人口構造からみた予想図をしっかり認識したいと思います。さらに、これを出発点として、わたしたちが自らの考えを深化させ、議論を進め、そして実現可能な調和点を見出すという作業に進むことができればと考えます。
なお特別講演に先立ち、法人発足にあたって地方独立行政法人 静岡市立静岡病院の概要と今後の計画、ならびに病院設置者静岡市の立場から本市の医療行政などについて、ご説明申し上げる予定です。

開催日時・場所

【日時】2016年4月24日 (日曜日)14時00分~16時15分(開場13時30分)
【会場】グランシップ11階 会議ホール「風」

演題

  • 地方独立行政法人 静岡市立静岡病院設立にあたって
    静岡市立静岡病院 病院長 宮下正

  • 静岡市の医療行政について
    静岡市保険福祉長寿局 保健衛生医療部長(※)塩澤方敏(※3月31日まで保健福祉局保健衛生部長)

  • 《特別講演》人口構造の変容と医療政策の課題
    政策研究大学院大学教授(医療政策コース) 島崎謙治氏
【特別講演講師 島崎謙治氏 略歴】

島崎謙治

1978年東京大学教養学部卒業、厚生省(当時)入省。千葉大学法経学部助教授、厚生労働省保険局保険課長、国立社会保障・人口問題研究所副所長、東京大学大学院法学政治学研究科客員教授等を経て、2007年から現職。博士(商学)。社会保障審議会専門委員。長野県立病院機構理事。主な著作として、『日本の医療―制度と政策』(東京大学出版会,2011年)、『医療政策を問いなおす―国民皆保険の将来』(筑摩書房〔ちくま新書〕,2015年)などがある。

主催

静岡市立静岡病院 医療がつなぐ「ひと」と「地域」の交流センター

開催状況

2016年4月24日(日曜日)、独法化特別企画 公開講座 第5回静岡市民「からだの学校」―少子高齢化、激動の時代を生きる智恵をもとめて―を市内葵区で開催しました。280名を超える皆さまがご参加くださり、島崎謙治政策研究大学院大学教授による特別講演では、2025年問題など将来の社会構造、人口動態、今後の医療のあり方などについて興味深く耳を傾けられていました。

第5回静岡市民「からだ」の学校:当日の様子

第5回静岡市民「からだ」の学校:当日の様子

PDFファイルをご覧になるためには、AdobeReader® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。