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人工呼吸器業務


人工呼吸始業点検

当院では、集中治療室(ICU/CCU・GHCU)や未熟児室、病棟HCUで使用する長期人工呼吸器としてServo i を計20台保有しています。
人工呼吸器は、呼吸機能を代行する生命維持管理装置であり、装置の異常や人工呼吸回路の誤接続は直ちに患者さんの生命に係わります。
臨床工学技士は、使用前点検として装置への人工呼吸回路のセッティング、使用後の終業点検、定期的に行う5000時間毎の部品交換と点検(校正)を確実に行うことによって人工呼吸器の信頼性を維持し、安心して患者さんに使用できるよう管理を行っています。

人工呼吸器使用中点検

使用中の安全管理としては、人工呼吸器使用中の患者さんのベッドを巡回し、点検リストをもとに人工呼吸器の使用環境と動作状況、設定条件と実測値の差を確認し、呼吸器が安全に使用できているか、異常はないかを点検しています。
また、医師、看護師をはじめとするメディカルスタッフを対象に呼吸生理学から人工呼吸管理の注意点、呼吸モード、トラブル事例などを採り上げた安全使用のための勉強会を開催し、院内全体で人工呼吸器への理解度を上げるための取り組みを行い安全な運用管理ができるよう心掛けています。